釣り道楽

November 24/25, 2000

ナブラたつ三崎港   海水を汲んだバケツに入ってきたトウゴロウイワシの唐揚げ(原寸)

          

三浦海岸に出かける仕事をいただいたので、その前後に周辺で少々釣りをすべく計画を立てました。すみませんね。以前は出張というと周囲の温水プールを調べて温泉めぐりならぬ プールめぐりをしたものですが、これからは釣り竿にするかスイミング・パンツにするか迷うことになるでしょう。

調査の末、まだ暖かいところなのでキスも釣れる、時期も時期なんでカレイも可能 性ありということらしいという結論になりました。おまけに三崎港ではマイワシも上がってるよ!なんて話をしてくれるおじさん(上州屋で隣り合わせた人)もいたりして。期待は高まるばかりでした。あまり欲張らず三崎港花壁岸壁のみに決めて始めようとしたところ、いきなり隣の2人組が38cm/37cmの座布団クラスのカレイを連発。さあこっちも

1,トウゴロウイワシ
37匹
2,マイワシ
1匹
3,キス
1匹
4,オコゼ
1匹
5,ハオコゼ
4匹
6,トラギス
3匹
7,ハゼ
4匹
8,チチブ
2匹
9,メバル
1匹
10,クロイシモチ
2匹
11, コスジイシモチ
2匹
金曜の夜から土曜の夜まで、仕事で7時間中断した以外は釣りっぱなしでした。ていうことは、金曜朝から40時間寝なかったわけです。釣りをしてると時間はアッという間に過ぎます。

コスジイシモチ       上からクロイシモチ・メバル

と焦って始めたんですが、その時点で食いが止まったのか釣れるのは得体の知れない小魚ばかりで、表の通 りの釣果に終わってしまいました。明け方ナブラがあちこちに立ち、夜になると水面 に立つさざ波は小魚の群だったりと魚はたくさんいたんですけどね。

魚市場前に名物・マグロを食わす店が多く、山かけ丼を食べたんですがさすがの美味しさでした。

   

釣り道楽

December 10 and 17, 2000

ボウズ脱出!

12月10日は、前回釣れた池でやってみたのですが、まったく食う気配がなく2度目のボウズ体験でした。魚が居ないはずはないのに、湧き水があっても寒くなりすぎて食いが立たないでしょうね。冬の釣りは難しいものです。

12月17日、このままと言うわけもいかないのでもっと大丈夫と思われるポンプ場を狙ってみました。フナ1匹、コイ1匹の釣果 でした。ここを縄張りとしている漁師さんに聞いて分かったんですが、ここは図のように地下の宝の山(?)につながっているのです。ポンプ場地下の池に、秋に水を落とした周辺の田んぼで育った魚達が殆ど集まっているらしいんです。

この地下の池の魚が一人の漁師さんの生活を支え、毎日やって来る釣り人の楽しみや、一帯の水鳥の食料をまかなっている分けです。この時期、周りの川ではまったく釣れないのにA,Bの穴では釣れます。しかも、地下池に近いA穴の方が、B穴よりはるかに釣れるんです。釣り人は漁師さんにとって敵ですがいわばアマチュアです。それ以上に魚取りのうまい水鳥はプロ同士の不倶戴天のライバルのようです。B穴には前日棒で殴って捕まえたというゴイサギが吊してありました。何気な田んぼの片隅でワイルドなバトルがくりひろげられているんです。
A穴
A穴上部の水門部分
B穴
B穴に吊されたゴイサギ
   

釣り道楽

December 31 and 2000 & January 3 2001

竿納めと釣り初め(20世紀から21世紀へ)

新潟東港

年末年始を田舎の新潟市で過ごすので、当然釣りです。竿納めを12月31日に出来たのはラッキーでした。冬の新潟にしてはたいした雨にも合わず穏やかな天気でした。下の写 真はその釣果です。他にタコ、ナマコです。網代周辺から左の写真の東港湾内へ場所を変えたらよく釣れました。20cmを越えるハゼや30cm弱のアイナメはさすがに故郷の海の豊かさを感じさせてくれました。ただ、ウミケムシという妙な生き物がかかるのはに一寸困りました。

21世紀釣り始めは、1月3日吹雪でした。カレイ狙いで消防署脇の通称出ベソやそのさきの突堤でやってみましたが、釣れたのはタコとハゼばかりで、手も足もビショビショになって頑張ってもだめでした。西堤防を乗り越える大波は4〜5mはあり、港内とはいえ荒れる波にヒヤヒヤ、強い風雪に投げる仕掛けの行方もままならない悪条件でした。まあ、これが冬の新潟って感じですけどね。

   
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