太公望へ→手ぶらでOK!
深夜の那覇空港で安チケット手配師・カメラマン・今回釣り紀行の同行者であるO氏と落ち合い、そのまま国際通
りの飲み屋・Jへ直行!明日の大漁を願い祝杯!翌朝、サンコウチョウの鳴き声で目覚め8時出漁予定なので那覇市沿岸漁港の太公望へ。実は羽田出発時のニュースで台風1号が、先島諸島沖で異常に早い季節の発生をしたことを知ったので出航出来るか不安で一杯なモリガメご一行様です。太公望は土曜午前中にラジオの釣り番組を持っているメジャーな釣具店で某巨大サーチエンジンで検索して予約しておきました。予約担当者の名字は「なかんだかり」さん。エキゾティックな名前でしょ。お目にかかりたかったんですが今日はおやすみのようです。我々の乗る舟は「ヒデ丸」だそうで、船長はヒデさん、それと琉球大の学生さん(釣れすぎ君)がアシスタント・クルー、O氏、モリガメと本日のチーム結成です。
マリーンブルーの海、
亜熱帯の日差しはどこ?
小さなヒデ丸は那覇港を出て波立つグレーの海を北西にひた走って行きます。エッこんな若い船長さん!って最初思ったんですがヒデ船長の腕は確かなようです。30分ほどで着いたチービシという海域は那覇と慶良間諸島との中間あたり、那覇近海では最良の漁場のようです。その証拠に悪天候のなか半日の間に大小の釣り舟を5〜6隻はみかけました。点々とある白いサンゴの小島や、海中のリーフの浅瀬がチービシをつくりあげています。ヒデ船長は魚探をにらめながら慎重なポイント選びをしています。狙いはグルクン、沖縄人には馴染みの食材です。